柚子を植えました

柚子を植えよう 準備編」では植えるために田んぼの草刈り程度でした。
その後全然書いていませんでしたが、少しずつ植える準備をしていてようやく植え付けをしました。
その工程を紹介したいと思います。

柚子ってどんな植物?

ほとんどの人が知っていると思うけど一応説明します。
柚子はミカン属の常緑小高木とのこと。
つまりはミカンの仲間ですね。
酸味が非常に強いのでそのままでは食用に向いていませんが、薬味として使われることが多いです。
柚子胡椒

どうして植えるかというと理由は下記の二つあります。
①愛媛県が柚子国内生産量2位でうちの周りでも大量に育てられているから。
今から特殊な植物を育てるよりも出荷体制が整っているものの方が出荷も楽だし、指導してくれる人も多いからです。
②野菜に比べて手間がかからないから。
1年物の野菜に比べて実がなるまでに5年ほどかかりますが、その間の手間は軽く肥料を上げたり、農薬散布、剪定程度です。
月に1、2回程度なので仕事をしながらでも育てることが出来ます。

育て方

基本的には苗木から育てます。種から育てると収穫までに10年以上もかかってしまいます。
苗木からなら5年ほどで収穫できるので、苗木の購入が主流となっています。

植え付けは3月頃に行います。
日当たりのいい場所を好み、水はけがよく、保水性の高い土であれば土質は選びません。

植え付けてから2、3か月ほどたてば新芽が出てきます。
そのごろから月に一回肥料を一握り苗木の周りに巻きます。
この時注意として肥料が苗木に当たらないようにします。
理由としては、肥料が木に当たってしまうと肥料焼けを起こすからです。
肥料焼けを起こすと最悪枯れることもありますので注意です。

農薬の散布は出荷先によっては指定があるので注意しましょう。
JAや近所の柚子農家に確認すると良いでしょう。

その後3年目ごろから枝の誘引を行います。
枝をまげて収穫の際に取りやすい形に変えていきます。

5年ほどたてば収穫できると思います。

畝立て

今回植える場所はもともと田んぼでした。
保水力は高いのですが、水はけが非常に悪いのです。
なので畝を立てた際にできる横の溝を利用し、水はけ用の溝を釣ります。

また、畝と畝の間は収穫の際に運搬車を走らせるので何もせず歩きやすいようにします。

今回はトラクターを使って畝立てました。
畝の間隔は3メートルほど。

ちょっとわかりにくいですが、掘り起こされているところが畝になります。
畝の横には溝ができていますので、排水溝まで手作業で繋げます。
何気にこの手作業が一番疲れました。
鍬を使って土をどけていたのですが、中腰姿勢のため腰への負担が半端ないです。
昔は機械すらなかったので、すべて手作業だったと思うと恐ろしいですね😫

耕起

畝たてだけでは土が堅く植え付けにくいので、耕運機を使って土を耕します。
耕運機はホンダのこまめ
小型で軽いので取り回しが非常に楽です。

なかなか土が堅くて苦労しました。
手に水ぶくれができて痛い思いもしましたが、耕すことが出来ました。
うまく耕せたので土がふかふかです。

写真ではわかりにくいですね😅

植え付け

苗を植えていきます。
苗はトゲなしと呼ばれる品種です。
鬼北町という地区で作られた品種とのことです。
普通の柚子は硬くて鋭いトゲが無数に生えていますが、この品種はほとんど生えていません。
これならあまり痛い思いをせずに作業できます。
その代わりにトゲありに比べて値段が倍ほどします。
値段をとるか楽さをとるかですね。

植える間隔は4メートルです。
出来るだけ離したほうが将来的に作業が楽になってきます。
植え付けは浅植えです。
接木なので継目を土から出す程度で植えます。
継目を埋めてしまうとうまく成長しないので必ず継目を出します。

50本植えました。
しかし、右側の方4列ほど余ってしまいました。
なので追加で30本ほど植えることにします。
トゲなしがもう注文できないみたいなので、トゲありを注文しました。
4月頃に到着とのことなので到着次第植えていきたいと思います。

まとめ

初めて本格的な農業をしている感じでした。
植えているうちに愛着がでてきてしっかり育てていきたいと思いました。
実が取れるまで早ければ3~4年ほどみたいです。
それまでは枝の誘因や肥料まき、消毒等を行って行きたいと思います。
早く元気に育ってほしいな😊

今後は進捗があれば載せていきたいと思います。

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mappy
  • mappy
  • 愛媛県に住む釣りと農業がしたい30のおっさん
    釣り・農業・ダイエットなどのことをメインに色々書いていく

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